トッテナム・ホットスパーのキャプテンであり、エースとして長年チームを牽引してきたソン・フンミン選手。しかし、今シーズンは彼のパフォーマンスやチームの状況に関して、ファンやメディアから多くの議論が巻き起こっています。
今回は、ソン選手の現状、チームへの影響、そして将来的な展望について深掘りしていきます。
ソン・フンミンの今シーズンのパフォーマンス
2024-2025シーズン、ソン・フンミンはプレミアリーグで24試合出場&毎ゴール6強&アシスト9個を記録。数字だけ見ると手堂な成績に思えますが、他のシーズンと比較するとやや物足りなさを感じます。
特に、アウェイでのゴールが少なく、今シーズンの6ゴールのうち、4ゴールがホーム、2ゴールがアウェイとなっており、勝負を決めるアウェイ戦での強さが足りないとの声も上がっています。
ハリー・ケイン移籍後の影響
2023年の夏、長年の相方であったハリー・ケインがバイエルン・ミュンヘンに移籍しました。この移籍は、ソンのみならずチーム全体に大きな影響を与えました。
ケインとソンのコンビネーションはプレミアリーグ史上最も強力なデュオとして知られ、二人で合計47ゴールを生み出しました。ケインが移籍した後、ソンは新しい攻撃陸とのコンビネーションを深める必要があり、その過程でパフォーマンスに影響が出ている可能性があります。
ポステコグルー監督の戦術との相性
アンジェ・ポステコグルー監督の下、トッテナムは高い強度とプレスを特徴とする戦術を採用しています。
このスタイルはソンのプレースタイルと合致する部分もありますが、迂迴による疲労の溜積や、急速・スピードを保つための大きな体力を求められることが大きな挑戦となっています。
実際に、ポステコグルー監督の下で、ソンの1試合当たりのスプリント数が過去の19回から24.5回と激増!
この回数の増加は大きな体力消耗を伴い、激しいゲーム日程と相まって、ソンのパフォーマンスに影響を与えている可能性が高いです。
まとめ:ソンの未来はどうなる?
ソン・フンミンは、2026年までトッテナムとの契約があるため、当面中に大きな移籍の動きはないとみられます。しかし、バルセロナなど大手クラブからの興味も伝えられているため、来年以降の動きに注目です。