スポーツファンの皆さん、こんにちは！Webライターの中村夏帆です。海外サッカー、特に選手のプレースタイルやその裏にあるドラマを深掘りするのが大好きで、時にはフィギュアスケートやラグビーのような「感情爆発系スポーツ」の熱量に心揺さぶられることもあります。
さて、今回はトッテナム・ホットスパーの絶対的エースであり、キャプテンも務めるソン・フンミン選手について、皆さんと一緒に熱く語り合いたいと思います！
ソン・フンミン、苦境トッテナムで記録ストップ…それでも彼が輝く理由
2024-25シーズンは、ソン・フンミン選手にとっても、トッテナムにとっても、決して簡単なシーズンではありませんでしたね。チームはプレミアリーグで苦戦を強いられ、ソン選手個人としても、長年続けてきたある「大記録」がストップしてしまいました。
しかし、そんな状況だからこそ、彼の真の価値がより一層際立って見えた、と感じている方も多いのではないでしょうか？そう、数字や記録だけでは決して測れない、彼のキャプテンシーやチームへの献身的な姿に、です。
この記事では、記録ストップという事実に触れつつも、それ以上にソン・フンミン選手がチームやファンに何をもたらしたのか、その輝きの理由を深掘りしていきたいと思います！
「連続2桁ゴール」ストップの衝撃とファンのリアルな声
まず、今シーズンのソン・フンミン選手のスタッツと、ファンの方々の声に耳を傾けてみましょう。やはり、あの記録が途絶えたことへの驚きは大きかったですよね。
8シーズンぶりの記録ストップ…スタッツで振り返る今季
ソン・フンミン選手といえば、その驚異的な得点能力が魅力の一つ。プレミアリーグでは、なんと2016-17シーズンから8シーズン連続で2桁ゴールを達成するという、とんでもない記録を継続中でした。
◆◆2024-25シーズンのソン・フンミン選手は、プレミアリーグ30試合出場で7ゴール9アシスト、公式戦全体では46試合出場11ゴール12アシストを記録。プレミアリーグでの連続2桁得点は8シーズンでストップしました。◆◆
今季のプレミアリーグでのゴール数は7。この数字だけを見ると、「あれ？」と感じるかもしれません。シーズン最終節のブライトン戦は、4月中旬から抱えていた足の負傷が回復しきっていないため、クラブの判断で欠場となりました。100％のコンディションではない中、無理をさせなかったのは賢明な判断だったと言えるでしょう。
X（旧Twitter）で見られたファンの多様な意見
この記録ストップやチームの状況に対して、SNSでは本当にたくさんのファンの声が見られましたよね！
◎◎「ゴールは減ったけど、最後まで戦う姿勢はキャプテンそのもの！」「EL優勝後の涙…これだからソニーを応援し続ける！」といった熱い声援が多数派でした。一方で、「リーグ戦での役割が少し薄まったかな…」「キャプテンとしての重圧も大きかったのかも」といった、彼のことを思うからこその厳しい意見も散見されましたね。◎◎
こうした様々な声があること自体が、彼がいかに注目され、愛されているかの証でもあると感じます。
数字だけでは測れない！ソン・フンミンの「キャプテンシー」とは？
さて、ここからが本題です！ゴール数という「数字」だけでは決して見えてこない、ソン・フンミン選手のキャプテンシーの輝きについて、もっと深く見ていきましょう。彼がチームに与えた影響は、計り知れないものがありましたよね。
ピッチ内外で見せた献身的な姿とは？具体的なエピソードを紹介
キャプテンに就任した今シーズン、ソン・フンミン選手はまさにチームの顔として、ピッチ内外でそのリーダーシップを発揮しました。
例えば、2023年9月のバーンリー戦。キャプテン就任後初のアウェイゲームで、なんとハットトリックを達成しチームを5-2の勝利に導きました！試合後、ポステコグル監督が「彼はリーダーとしても選手としても卓越している…チームファーストで驚異的だ」と絶賛したのも納得のパフォーマンスでしたね。
また、厳しい戦いとなった9月のノースロンドンダービー、アーセナル戦では2度の同点ゴールを決め、2-2のドローに大きく貢献。ここでも監督は「彼のリーダーシップは自然なもので、経験も豊富だ」と信頼を口にしています。まさに精神的支柱！
監督やチームメイトが語る「キャプテン・ソン」の存在感
アンジェ・ポステコグル監督は、シーズンを通してソン・フンミン選手のキャプテンシーを高く評価していました。EL決勝直前には「ソンはチームの触媒（catalyst）だ」と表現し、またシーズン中にも「キャプテンとしての役割を完璧にこなしている。彼にはナチュラルなリーダーシップがある」とコメント。これ以上ない賛辞ですよね！
チームメイトからの信頼も絶大です。ジェームズ・マディソン選手は、EL優勝パレードの際に「彼はグループにとって、そしてクラブにとって欠かせない存在だ。キャプテンとして最高の１日を締めくくってほしい」と語り、イヴ・ビスーモン選手もEL決勝後のロッカールームでのソン選手の感情的な姿に「みんなが奮い立たされた」とSNSで振り返っています。
チーム最多敗戦の苦境で、彼はいかにチームを鼓舞したか
今シーズンのトッテナムは、クラブワーストとなるシーズン22敗（リーグ戦）を喫するなど、非常に苦しい時期も経験しました。そんな時、キャプテンであるソン・フンミン選手がチームをどう鼓舞し、まとめようとしていたのか…。
具体的な言葉全てが報道されるわけではありませんが、彼の常に前向きな姿勢、メディア対応での落ち着いた受け答え、そして何よりもピッチ上での献身的なプレーが、若い選手が多いチームにとってどれほど大きな支えになったかは想像に難くありません。まさに背中で語るリーダー、そんな印象を受けました。
EL優勝とCL出場権獲得への「見えざる貢献」を徹底分析
そして、今シーズンのトッテナムにとって最大のハイライトと言えるのが、UEFAヨーロッパリーグ（EL）優勝と、それによる来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得でしょう！この快挙にも、ソン・フンミン選手の見えざる貢献が確かにありました。
決勝トーナメントでの決定的な仕事と精神的支柱としての役割
EL本戦では10試合に出場し3ゴール2アシストを記録。数字の上でもしっかりと結果を残しています。
特に印象的だったのは、準々決勝セカンドレグ以降、足に痛みを抱えながらもプレーを続け、準々決勝や準決勝で起点となるポストプレーを連発し、相手の守備陣を揺さぶったという報道です。満身創痍の中でもチームのために戦う姿は、まさにエースでありキャプテンの鑑でしたよね！
EL決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦では途中出場となりましたが、ピッチに入ると攻撃のリズムを維持し、守備でも貢献。チームを勝利に導く重要な役割を果たしました。
報じられた足の怪我…その影響とファンの心配
シーズン終盤、ソン・フンミン選手は足の負傷を抱えていたと報じられています。4月中旬のEL準々決勝セカンドレグで負傷して以降、痛みが続いていたとのこと。これがリーグ戦でのパフォーマンスや、連続2桁ゴール記録のストップに影響した可能性も否定できません。
★★ファンとしては、彼が怪我を押してプレーしていたのではないか、その影響で本来のパフォーマンスが出せなかったのではないか、そして何より、その無理が今後の選手生命に響かないだろうか…と、様々な心配やモヤモヤを抱えてしまいますよね。★★
しかし、最終節を休養に充てたというクラブの判断は、来シーズンを見据えた上での賢明なものだったと信じたいところです。
優勝セレモニーで見せた表情とファンへのメッセージ
EL決勝前日の記者会見で「人生で最大の日になる」と語っていたソン・フンミン選手。その言葉通り、チーム一丸となって掴み取った優勝は、彼にとってもクラブにとっても、そしてファンにとっても格別なものだったでしょう。
優勝セレモニーで見せた彼の表情、そしてチームメイトと喜びを分かち合う姿は、本当に感動的でした。ビスーモン選手が「彼の感情的な一瞬を見て、みんなが奮い立たされた」と語ったように、彼の情熱がチーム全体に伝播した瞬間だったのかもしれませんね！
【専門家・海外メディアの視点】ソン・フンミンはどう評価されているのか？
さて、私たちの熱い思いだけでなく、専門家や海外メディアはソン・フンミン選手の今シーズンをどのように見ているのでしょうか？
プレミアリーグでの連続2桁得点記録ストップについて、スカイスポーツの解説者は「ソンのストップは大きな驚きだ。習慣のようにゴールを重ねてきた男が、今季はフィニッシュでわずかに精彩を欠いた」とコメントしています。やはり、あの記録のストップは衝撃だったようです。
しかし、キャプテンシーについては称賛の声が多く聞かれます。ポステコグル監督は、彼の「desperate passion（必死の情熱）」がチームの触媒となり、EL制覇への大きな原動力だったとガーディアン紙に語っています。また、元イングランド代表FWも「ストップした数字以上に、緊張を伴う決勝での振る舞いが印象的。彼のリーダーシップは揺るがない」と評価。
英国の主要メディアも、リーグ戦での苦戦や怪我の影響に触れつつも、EL優勝に導いたキャプテンとしての貢献を高く評価しています。ガーディアン紙は「トッテナム史上初のメジャー優勝は彼の継続的な貢献あってこそ」と称え、BBCも「主将としてEUROPA制覇を導いた」とそのリーダーシップを認めています。
【まとめ】記録以上の輝きを放つソン・フンミンがトッテナムとファンに灯した希望
こうして振り返ってみると、2024-25シーズンはソン・フンミン選手にとって、そしてトッテナムにとって、決して平坦な道のりではありませんでした。個人記録は途絶え、リーグ戦では厳しい結果も味わいました。
しかし、そんな逆境の中だからこそ、ソン・フンミン選手が持つ数字以上の価値、すなわちキャプテンとしてのリーダーシップ、チームへの献身、そして決して諦めない情熱が、より一層強く私たちの胸を打ちましたよね！
彼がEL優勝という大きな成功をチームにもたらし、それによって来シーズンのCL出場権という大きな希望を灯してくれたことは間違いありません。
記録はいつか途絶えるもの。でも、彼がピッチ内外で見せてくれた輝き、そしてファンに与えてくれた感動は、これからもずっと語り継がれていくのではないでしょうか。来シーズン、CLという最高の舞台で、キャプテン・ソンフンミンがどんな活躍を見せてくれるのか、今から本当に楽しみですね！
